写真提供アフロのブログ

写真素材、動画素材を扱うストックフォトや撮影・制作などビジュアルに関する情報を提供します

ストックフォトって、何ですか?|ストックフォト活用 基本の「き」

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私たちアフロは「ストックフォトの会社です」とご案内することも多いのですが、広告やメディアに携わる方なら聞いたことがあるかもしれません。

「ストックフォトって何?」「どんなメリットがあるの?」にお答えしたいと思います。

「レンポジ」から「ストックフォト」へ

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「レンポジ」という言葉をご存知の方はどのくらいでしょうか。
知っているよ、という方はベテランですね!

ストックフォトは、多くが個人のフォトグラファーから始まっています。それぞれのフォトグラファーが撮影し、撮り溜めたフィルムを、使いたい人に貸し出す。それが、ストックフォトの始まりです。特に大判のポスターや出版物では、鮮やかな色や解像度の良さからポジフィルムが好んで使われていました。レンタルできるポジフィルム、略して「レンポジ」です。実はレンポジもストックフォトも同じです。ポジフィルムがデジタルデータに置き換わったのと同じように、私たちの業界も「ストックフォト」と呼び方が変わってきただけのこと。

写真を必要とする人がいる。
必要な時に、いつでも、使える状態にしておく。これがストックフォトの役目です。

ストックフォトのメリット

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ポジフィルムがデジタルカメラに置き換わり、ストックフォトの役割も少し変化してきました。たくさんの役割があるのですが、いくつかご紹介します。

膨大な保有点数

フィルムには保管しておく場所が必要です。アフロでもキャビネットと呼ばれる写真用のタンスに大事に保管していました。一点モノのフィルムが多かった当時、取り扱いも慎重。デスクに飲み物を置こうものなら、「濡れたらどうする!!」と先輩に怒られたものです。フィルムはデジタルデータに変わり、倉庫はサーバーに変わりました。撮影数も増えた一方で現像の手間も減り、取り扱い点数も膨大になっています。

2021年6月現在、アフロではなんと6500万点を超える写真・動画を取り扱っています。
たくさんの画像の中から、お好みの画像を選べるようになりました。

簡単に探せる検索サイト

若い方には信じられないかもしれませんが、フィルム時代はライトテーブルで、一枚ずつ内容を確認していました。倉庫まで来られない方にはオススメ写真を掲載した「カタログ」をお届けし、選んでいただいていました。デジタル化が進み、ライトテーブルやカタログは検索サイトに変わりました。インターネットでサービスを提供できるようになったことで、検索フィルタやオンライン購入、充実したキャプション情報など、お客様にとって便利な機能を提供できるようになりました。

すぐに買える利便性

「広告・宣伝のプロジェクトを進めよう!」

こんな時はアイディアを出し、企画を考え、原稿とデザインを描き…と写真が必要なタイミングがあらかじめ分かっています。予算がある、特にこだわりたい場合にはオーディションを開催してモデルを選び撮影をする、ということもあります。ただ、急に必要になることもありますし、予算が限られていて撮影できないこともあります。そのような需要にお応えできるのがストックフォトのメリットです。

膨大な量の写真が、簡単に探せて、すぐに買える。だからこそ、慌ただしい現代社会で重宝していただいているのかも知れません。

海外ロケができなくても

今現在、新型コロナウィルスの影響で海外渡航が制限されてしまいました。海外ロケでの撮影を予定していた方にとっては、困った事態です。ですが、ご安心ください。アフロでは日本全国、世界各国の通信社、フォトエージェンシー、フォトグラファーと契約を結んでいます。撮影予定だった風景は既に取り扱いがあるかも知れません。コロナのリスクを避けながら、豊富なストックから写真を入手することが可能です。

つまり、ストックフォトって?

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ストックフォトは「写真を必要とする人が、必要な時に、いつでも、使える状態にしておく」ことが使命です。写真は日常のあらゆる場面で必要とされています。駅に貼ってあるポスター、お菓子のパッケージに描かれた果物、ニュースに添えられた報道写真、テレビのクイズ番組の解答やバラエティ番組のイメージ写真。それだけではありません。ビジネスマンが日夜格闘している企画書、保育園や学校で配られる行事の案内、スマートフォンの壁紙にも写真が使われています。部屋に写真を飾っている人もいるかも知れません。町から写真が消えてしまうと、なんとも味気ない風景になってしまいますね。

私たちストックフォトは、あらゆる人が必要とする、あらゆる写真を、きちんと整理して保管しておく。そして、みなさんの生活に写真が持つ彩りや説得力、楽しさをお裾分けできるといいな、と考えています。

ぜひ、みなさんの「写真を使って、アレがしたい!コレがしたい!」をお聞かせください。そのためのサポートも万全です。