アフロはJUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)の協力のもと、2019年よりドローン空撮ビジネスの創出に向けて様々な取り組みを行ってきました。ドローンパイロットに向けて、ストックフォトビジネスとドローン撮影技術の説明会を行い、複数のドローン映像作家が誕生しています。
今後もますます高まるドローン空撮コンテンツ需要に対して、あなたのドローンを使って、ストックフォトビジネスにチャレンジしてみませんか?
目次
- 高まるドローン空撮コンテンツ需要
- ドローン空撮は難しくない?
- 何を撮影するかが重要
- ドローンパイロットからストックフォト作家として活動している方の事例
- アフロ映像ディレクター、フランチェスコによる「ストック作家になるためのウェブセミナー(ドローン編) 」
- アフロが求める撮影テーマ
- ドローン飛行、撮影許諾について
- アフロの契約作家に応募する方法
高まるドローン空撮コンテンツ需要
民生用ドローンの機能向上により、これまでセスナやヘリをチャーターして撮影していた空撮が、低空飛行であれば ドローンで代用できるようになりました。現在、4K以上の動画撮影が可能なドローンであれば、大半のメディアが求めるクオリティを満たすことができます。
ドローン撮影でしか得られない新鮮なアングルや迫力のあるドラマチックな映像表現は、インパクトのあるビジュアルが求められる媒体から幅広く受け入れられています。 写真は紙媒体(写真集、雑誌、書籍、教科書等)をはじめ、TV、WEB等あらゆる媒体で使用されています。 動画は主にTV番組、CM、PV、映画、WEBで使用されています。
ドローン撮影でしか得られない新鮮なアングルや迫力のあるドラマチックな映像表現は、インパクトのあるビジュアルが求められる媒体から幅広く受け入れられています。 写真は紙媒体(写真集、雑誌、書籍、教科書等)をはじめ、TV、WEB等あらゆる媒体で使用されています。 動画は主にTV番組、CM、PV、映画、WEBで使用されています。
ドローン空撮は難しくない?
撮影技術自体は難しくありません。ストックフォトで使用されるドローン写真・動画は、非常にシンプルな技法によって撮影されたものです。「ゆっくりとまっすぐ飛ばす。静止して撮影する。ジンバルの動きを滑らかに撮影する。」など、基本的な操作を身に付ければ、誰でもストックフォト用の撮影を行うことができます。(具体的な撮影技法については、このあとWEB動画にて解説します)
しかし現時点では、ストックフォトの現場でドローン空撮にチャレンジする方は、スチール撮影と比べて多いとは言えません。ドローン空撮は特殊で難しいものという思い込みが存在し、またストックコンテンツとして需要がある事の認知が不足しているからです。そのためアフロは様々な告知を行っており、より多くの作家にドローン撮影を行っていただきたいと考えています。また、これからストックフォトにチャレンジしたいと考える方にとっても競合が少ないジャンルと言えます。
何を撮影するかが重要
ストックフォト作家として目標をどう設定するかは人によって違いますが、「コンスタントに自分の作品が採用されたい、まとまった収益を継続的にあげたい」と考える方は、各媒体で、どのようなドローン写真・動画が使われているのか、使用者のニーズを把握し、しっかりと計画をたてて撮影に臨むことが必要です。また、最初は結果は出なくてもコンスタントに撮影し、投稿していく必要があります。まずは自分の生活圏の中で、撮影できそうな自然・風景・観光地・名所名跡等から撮影することをお勧めします。
現在、aflo.comで取り扱い中の日本のドローン空撮作品です。参考にしてください。
写真「ドローン日本の空撮風景」
動画「空撮、日本の自然風景」
ドローンパイロットからストックフォト作家として活動している方の事例
林 成樹さん/ SORATOBU代表/アフロ契約フォトグラファー/映像作家
<プロフィール>
小笠原諸島を美しく撮りたいという想いから、JUIDA講師である田口厚氏の元でドローン操縦、空撮について学ぶ。被写体をとらえる技術力が高く評価され、株式会社アフロとストックフォト作家契約 を締結。「被写体やテーマをどう映像化するか」を常に追求し、ストックフォト作家のみならず、テレビ局をはじめ多くのメディアへ映像提供を行う。
代表作品「小笠原諸島 東京から南へ1,000Kmの夏」は、仙北インターナショナルドローンフィルムコンテスト2020 観光プロモーション部門で入賞。
JUIDA×Drone Tribune 共同インタビュー企画「憧れのドローンパイロット」
SORATOBU公式 HP
アフロ取り扱い作品
アフロ映像ディレクター、フランチェスコによる「ストック作家になるためのウェブセミナー(ドローン編)」
初学者向けの解説ですが、ドローン撮影のノウハウが詰まっていますので、ぜひご覧ください。
Lesson 01+02(ストックフォトについて/ドローン映像の魅力)
Lesson 03+04 (撮る前に:機材の選び方/撮る前に:プランニング)
Lesson 05+06(撮影中:正しいカメラ設定/撮影中:カメラの動きとジンバル設定 )
Lesson 07+08
(撮影後:一番良い映像の選び方(セレクト)/撮影後:ストックのための編集)
Lesson 09+10
アフロが求める撮影テーマ
現在アフロでは、日本国内の撮影テーマとして、下記のテーマを重点的に募集しています。
日本の自然風景や街
自然・風景・観光地・名所名跡・世界遺産等
都会や街並みのイメージ
都会で生活する人々の営みを想起させるイメージ映像
例)大都会・交通・仕事・通勤・ライフスタイル
ドローン
ドローンを使った空撮・都会・観光地・名所名跡・自然風景
タイムラプス
車・人・雲など、動きがある被写体
動物
日本の野生動物・昆虫・魚等
ドローン空撮に限らず、写真・映像ともに、必要とされる被写体のテーマに大きな違いはありませんが、被写体やその動きを分かりやすく説明するアングルで撮影されている作品、また日中であれば、くもり空より晴れた日に撮影された作品が採用率が高いです。撮影したい被写体をaflo.comで検索し、その傾向をつかんでください。
ドローン飛行、撮影許諾について
2022年12月より、無人航空機(ドローン等)の飛行に関する新制度が施行されました。新制度では、国土交通大臣の許可や承認が必要となる空域及び方法での飛行(特定飛行)を行う場合、
- 無人飛行機の機体認証を受ける
- 無人航空機操縦技能証明(ライセンス)を取得する
- 運行ルールを守る(飛行計画の通報等)
が必要になります。特定飛行には人口集中地区(DID)での飛行も含まれます。
特定飛行にあたらない場合、上記1)~3)の対応は不要ですが、ドローン空撮を行う方は下記の飛行ルールに則り、しかるべき対応を行ったうえで撮影を行ってください。
参考)無人航空機操縦士試験
各種法令を守って撮影されたものかどうかについてはアフロでも必要に応じて確認し、セレクト時の判断としています。また、無人航空機操縦技術証明を取得した作家であるかどうかが、今後、お客様のコンテンツ選択の1つの判断材料になる事も予想されます。よって、今後ビジネスで本格的にドローンを使用する方は「無人航空機操縦技術証明」を取得することをお勧めします。
アフロの契約作家に応募する方法
アフロの契約作家になるためには、事前審査があります。ドローン写真・動画においては、下記の基準を満たすデータサイズで撮影を行って、作品サンプルを担当までお送りください。
写真
- ファイル形式:jpg
- 長辺ピクセル数:4000px以上
- データ変換解像度:350dpi
- カラーモード:8bit
- プロファイル:sRGB または AdobeRGB
動画
- ファイル形式(コンテナ):MOV又はMP4
- コーデック(圧縮形式):H264又はH265
- フレームサイズ:4K(FullHDも可)
- ビットレート:100Mbit/s以上
- 秒数(尺):5~60秒
- データサイズ:300MB~1GB程度
審査の基準としては、
- 顧客のニーズに合った販売コンテンツとして適切な作品か
- 被写体の権利を侵害している作品ではないか
- 作品が一定のクオリティと技術レベルに達しているか
- 継続的に作品を提供できるか
という4つの観点になりますが、ぜひチャレンジしてみてください。応募作品について基準に満たない場合は、次の撮影に生かせるよう丁寧にフィードバックさせていただきます。
詳しい応募要項は下記をご覧ください。
↓
作品募集のお知らせ
ドローン空撮作家として一番必要なのは、ご自身のドローンを使用して、ストックフォトビジネスにチャレンジしよう!という強い意欲、情熱です!!アフロは皆さんのチャレンジと成功を後押しすべく、しっかりサポートさせていただきます。
皆さんのご応募、お待ちしております!
<作品募集・作家契約に関するお問合せ>
アフロAD部
TEL:03-3546-0262 E-mail:afload@aflo.com